昨日【ほ】の話しましたが、
さらにもっと微妙な文字の思い出がよみがえりました。
【す】です。
あれは4歳か5歳くらい?
私はその頃、子守りのおばあちゃん(祖母ではない)に子守りしてもらってたんです。
一緒に散歩したり山に登ったり、お絵かきしたり…
そして字も教えてもらってました。
ひらがな、カタカナ…毎日少しずつ教えてもらってたんです。
でもある日、私達は大きな壁にぶつかりました。
【す】です。
子守ばあちゃんはいつものように「これが"す"。ほら書いてみさい」と言いました。
そして私もいつものように、お手本を見ながら"す"を書きました。

まず横棒。

09_3_6_1

そして縦棒。

09_3_6_2

そしてこう。

09_3_6_3

【す】の完成です。
子守ばあちゃんは言いました「あんたそれ違うやないの」と。

つまりこういうことです。

09_3_6_4

私にとって、【す】の丸い部分は別部品だったんです。
「最終的にこの図になればイインデショ」という発想です。
書き順なんていいじゃない!結果オーライ!!
的なことを思ってたかどうかは記憶にないですが、
とにかく頑なにこういう書き順の【す】を書いてました。
最初は我慢強く【す】の正しい書き順をレクチャーしてくれてた子守ばあちゃんでしたが、
私がいつまでたってもそんな【す】を書くもんで、しまいにはブチ切れしてしまいまして。
(一時間近くも【す】書いてました)
今思えは、本当に憎たらしいですね私。
頭の中では、正しい書き順わかってたんです。
でもどうしても折れる気になれなかったんです。
「これでいいの!!」と。
頑なに、丸が別部品でした。
幼児の主張はわけがわかりません。
子守ばあちゃんゴメンね。
今ではちゃんと正しい【す】書けるよ。